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2013年02月10日
日曜日
“right”について(2013年1月29日) ( 教室通信 )
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今回は、やや軽い話題(a light topic)です。そこで、ダジャレのようにlをrに変えて、英語の“right”について書くことにします。 “right”は、「まっすぐな」というのが元の意味で、「知恵者の心は右にあり」という旧約聖書のなかのことばから「右手は正しい」という意味が出てきたようです。古代ローマにも「右に神が宿り、左に悪霊が宿る」ということわざがあるそうです。両方とも、右利きの人が多いということからきているのかもしれません。
このことから「まっすぐ、右、正しい」などrightの代表的な意味は、すこしずつ関連があることがわかります。ここから転じて、「整然とした、正確な」という意味が出てきます。さらにrightの大切な意味としては“権利”がありますね。また、直角のことを“a right angle"、直線を“a right line”というのも興味深い話です。きっと、“きっちりとしている感じ”なのでしょう。
ここまで書いてくると、rightが持つ語義は「本来あるべき・多くの人に認められる」であることだと理解できます。
ところが、Aからみてrightの位置にあるBの方から見れば、Aはleftの位置にあるというように、立場を変えてみれば、その価値は逆転することがあります。その逆転がケンカや政治的対立や、その果ては戦争にまで発展します。その意味では“right”はとても扱いにくいものでもあります。
ちなみに、右翼(right wing)というのは、フランス革命期の国民議会で、議長から見て右の方に極端な保守派がすわっていたことに由来するようで、上に書いた“right→右”の意味とはまったく関係はありません。
また、rightと近い意味を持つgoodは、God(神)と同じ語源のようです。したがって「(道徳的に)正しい善、行儀のよい、楽しい、親しい」など、心情的な意味が出てきます。ついでの豆知識: rightの反対語はwrong、goodの反対語はbadです。なお、時計が不正確なのはwrongで、食べ物がまずいのはbadです。こんなところからも、辞書にはない“ことばの心”を理解することができますね。
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