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TOP教室通信非武装・中立・護憲(2015年4月24日)

2015年05月03日 日曜日 非武装・中立・護憲(2015年4月24日)     ( 教室通信 )

img1憲法記念日を前にしたこの時期は、憲法とそれに関係することを書くことにしています。このタイトルを見て「えっ、これってあまりにも現実離れしていて、ずっと昔に絶滅した考え方じゃない?」と思った人は多いはずです。
 沖縄を初め各地に危険をもたらす米軍基地と、子孫に大きな負担を残す原発をなくすにはこれしかないのではないかと、ぼくは思い始めています。その理由をこの少ないスペースで述べることはむずかしいのですが、要点は次の通りです。
 日本の基本政策を決定しているのは、日本政府でも日本国民でもない“日米安保体制”です。基地も原発も、これがある限りなくすことはできません。この体制を変更するためには、国際経済関係や外交上どんな不利益があっても、自分たちと次世代の生命と尊厳を最優先しようとする国民総意の悲壮な決断と、けた外れの外交努力が要求されます。
その拠り所の一つが憲法です。あれだけの“解釈改憲”を進めている現政権(理論上、憲法解釈ができるのは司法だけ!)がなんとしても“憲法改正”を成し遂げようとしているのは、この“昔、見通しを誤った他人に書いてもらった看板”である憲法が邪魔だからです。その看板を書いた当事者であるアメリカから見ても、“自衛隊≠日本軍”に米軍の肩代わりをさせるためには、とても不都合な憲法になっているからです。
 3人のアメリカ人たちに、この憲法の英文原文を“すなおに”読んでもらいました。3人とも「日本国民が非武装中立を宣言している憲法」と読めると言います。これが世界の人々の目に映る日本国憲法です。そうだとすれば、古びた看板であってもこれを高く掲げることこそが、いずれ核武装に向かうしかない日米軍事協力などの“現実路線”よりも、次の世代がかろうじて生き残れる道であるようにぼくには思えます。
 ただ、基地も原発も、経済が深くかかわっていることと国民の多くが無関心であることの2つの理由で、この非武装・中立・護憲論は、非現実的な夢想に終わることでしょう。
 一国の政治のレベルは、その国民のレベルを表しているといいます。古い看板の化粧直しは、せめて、この看板の理念を継承する政権が誕生するまで待ちたいものです。

 

 

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